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真名瀬漁港の整備についての要望書(その2)

総務建設常任委員会の開催直前に、漁業協同組合関係者からの要望書に賛同する一般の107名の人たちから、下記の要望書が緊急提出されました。

葉山町議会 総務建設常任委員会 委員長  待寺 真司 様

真名瀬漁港の整備についての要望書

今年1月の葉山町長選挙では、建設根拠が乏しく、決定プロセスが不透明な真名瀬遊歩道整備事業が争点の一つになり、遊歩道建設中止を唱えた森現町長が当選しました。森町長は、漁業関係者や町民に開かれた場で、遊歩道整備事業費の使い道を再検討し、事業費を漁業関係者や町民のために真に資する施設整備に充てる旨を公言されています。
一方、漁業関係者の中には、今から40年以上も前に建設され、老朽化著しい漁港施設の補修や、船や備品の手入れに欠かせない水道整備、海産物販売や町民と憩うための施設立地などを求める声もあります。
私たち有志一同は、貴重な食料自給の術である一方で、少子高齢化や燃料費高騰で将来が危ぶまれる日本の漁業を憂いています。そして、私たちの町の漁業基地である真名瀬漁港が、漁業関係者の良好な生活の場であるとともに、町民のための、町民に開かれた漁港であることを願っています。そのために有志一同は、町長の公約を実現し、上記の漁業関係者の要望に応えるためも、遊歩道整備事業費の使い道を町、漁業関係者そして町民の三者で協議する場を設けることを強く要望します。
なお、葉山町漁業協同組合から町に提出されている真名瀬漁港の整備に関する図面中に「連絡路」という記載があります。この連絡路は、中止になっている遊歩道との違いや建設根拠が不透明であることを漁業関係者から聞いています。これでは、今までの遊歩道整備のプロセスと全く同じです。
総務建設常任委員会の委員長、委員の皆様方には、葉山町漁業協同組合からの真名瀬環境整備に関する陳情について、上記の漁業関係者の声や町民の願いに配慮した審議をして頂くようお願い申し上げます。

平成20年6月30日                      真名瀬漁港整備を考える有志一同

by shiritaikai | 2008-07-01 09:46 | 海・海岸  

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