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13日、葉山町議会「ごみ処理広域化推進」を求める陳情を採択。(その1)

昨年7月11日と15日(台風のため22日に延期)に福祉文化会館で「ごみ処理広域化について」の説明会があったのは、皆さんご存知でしたか?
説明会の告知も充分なされず、内容もひどいもので、11日は15人のみで町議員の方は誰も出席していませんでした。
22日の出席者は25人。私の問いかけに、『説明会はこの2回で、この人数で充分だ』と言い放った環境課の職員たち・・・。私は行政にたずさわる人としての常識を疑いたくなりました。
(しかし、彼らも誰かさんからの指示だったのかしら・・・?)
このときの様子は写真と共に「ごみ処理広域化」の項目に掲載されているので是非ご覧下さい。 



「ごみ処理広域化」の内容を簡単にいうと、全体で320億円の事業で70億は国から補助金が出るが(この補助金だってもとはと言えば、もちろんみんなの税金では?)、残り250億は2市1町(三浦市、横須賀市、葉山町)で出さなくてはいけないハコもの事業です。
葉山町は三浦市と横須賀市の分別ごみの中間処理を行うわけですが、これを実施するためには、新たに山を切り崩して?たくさんの木を切り倒して?大型処理場をどこかにつくらなくてはいけません。(だってそうしないと大型処理場なんて作れないと思うのです。)
そして毎日10トントラックが50台、三浦や横須賀から葉山にやってくることになります。
環境に優しいごみ処理場といっても、緑を削って、毎日狭い葉山へ大型トラックが50台入ってくることになるのは、本当に良いことなのでしょうか?
石油だって値上がりし続け、輸送代のコストや排気ガスを考えたら、10年後はどちらが良いのでしょうか?
逗子、鎌倉はこの計画から出て行きました。

単独処理をした場合の資料をつくりもせず(つくったけど握りつぶしたのかしら、守屋大光前町長が・・・?)、どこが処分場の候補かも明確にせず、住民・議会にすら充分な説明をしないまま実施プランに急いでしようとした行政と一部の議員たち・・・・。
昨年何度か環境課にも問合せましたが、このプロセス・内容に私は納得できませんでした。
したがって情報をきちんと開示しないままの「ごみ処理広域化」に、私は反対です。

昨年末、「ごみ処理広域化」推進の守屋前町長が不祥事発覚で辞任したため町長選になったわけですが、前述のようなわけで

○ごみ処理は分別による減量・資源エネルギー化と自区内処理を原則とし、脱焼却・脱埋立を目指します。

という提案を実行してくれる人として現森町長を支援しました。
そして彼は当選しました。

しかし、新町長になってから、
陳情第20-2号 「ごみ処理広域化推進」の再検討を求める陳情
が52名の署名つきでに提出されました。
そして、この「ごみ処理広域化推進」の再検討を求める陳情が5月13日の臨時会では、
町議員9対7の賛成多数で採択されました。
つまり「ごみ処理広域化推進」の再検討を望む議員が多かったということです。

その「ごみ処理広域化推進」に賛成の議員さんたちは、誰?
そして彼らが「ごみ処理広域化推進」に賛成する理由とは、何・・・・?
                                      
 (その2に続く)
*掲載内容にご意見・訂正等がありましたら、お手数ですがお名前を明記の上、
 右記までメールを下さい。どうかよろしくお願いいたします。

これらの詳細はブログ「おもしろ葉山」に傍聴記録と共に掲載されています。

追伸:5月12日(月)21時フジテレビで始まったドラマ「CHANGE」(木村拓哉主演)。子供たちに嘘はつけない、とまっとうなことを主張して、総理大臣にまでなってしまう教師の話しです。理想かもしれないけど実現できない話しではないと思います。
是非見てみてください。

by shiritaikai | 2008-05-16 09:29 | 議会関係  

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