人気ブログランキング | 話題のタグを見る

10月15日の総務建設常任委員会で陳情は否決されました。(その1)

10月15日10時からの総務建設常任委員会で、傍聴できる人数は議会ではないので11人でしたが、約20人近く集まりました。仕事を休んできた人もいたのに、議会事務局や議長に9人は入室を拒否されたのです。しかし、入室できない人たちが詰め寄り、傍聴可能となりました。難しい規定はわかりませんが、消防法に違反していないのなら、議会事務局や議長自ら機転を利かせ一人でも多くの人に「聞いてもらおう!!」と努力ぐらいしても良いのではないかしら…?
議会と言っても、それが生きた民主主義、というものではないのでしょうか。

総務建設常任委員会メンバーによる陳情書の審査結果は

○金崎ひさ、鈴木知一、伊藤友子、加藤清(副委員長)4町議   「不採択」
○近藤昇一町議は 遊歩道のみの見直し            「一部採択」
○畑中由喜子、森勝美町議                  「採択」


でした。待寺真司町議は委員長です。つまり4対3で否決されました。
傍聴議員は阿部勝雄、守屋亘弘、山梨崇仁、横山すみ子町議だったと思います。
傍聴議員で最後にお話なさったのは守屋亘弘、山梨崇仁町議です。
私の陳情書をきちんと最初から最後まで読んで、理解してくださっているのはご意見・質問等をお聞きした中では、近藤昇一、畑中由喜子、森勝美、守屋亘弘、山梨崇仁町議だと思いました。他の方はこの真名瀬漁村再生計画事業自体の目的の不透明さに蓋をし、ご自分の都合の良いように解釈なさり、部分的に取り上げて非難、否定しているように思われました。
しかし、何よりも驚いたのは、議場で畑中議員が7千人の署名を調べたら、待寺議員が複数回署名しているのを発見しました、とおっしゃったことです。
葉山町・町長守屋大光氏は7月28日に、ビーチFM月1回の木村太郎氏によるインタビュー番組で『「昭和の散歩道」は町民の7千人以上が署名して望んだ結果で、その一環として安心で安全に歩ける「海岸の遊歩道」をつくります』と公共の電波で話していらっしゃいました。葉山は別荘などがあり、観光客も多く町外の方もたくさんいるので、私自身は「町民の署名」にこだわる必要はないと思うのですが、町長ご自身が「町民の7千人以上が署名して望んだ結果」とこだわっておられるので、複数回の署名は問題があるのかなと感じています。町議員の立場で「後世に残る大事業」に対する署名を自ら複数回行い、その署名が真名瀬漁港の海岸の遊歩道をつくるための現実的な後ろ盾となっているので、その安易な行為に待寺議員はどのようにお考えなのでしょうか?勝手な想像ですが、もし行政サイドも率先して何度も行っていたとしたら、そしてこの方たちの家族・親戚一同も含まれていたとしたら、何百人かはあっという間に作りだすことができるのではと・・・。そうなるとこの署名に対する信頼性というものはどうなるのでしょうか? 今まで何度も近藤議員や、畑中議員(私が傍聴して知っている範囲では)が、純粋に有効な署名数を公表するよう役場に申請しても、ずっと数の公表を渋っていたわけはここにあるのでしょうか。
詳しい内容もわからず、「町内会の回覧で回ったから」、「何度書いても良いから署名して」と言われて署名した、という人が少なくはないようです。
自分の署名が「海岸の遊歩道」に利用されたくない、と思っている何人もの葉山町民の方たちが、公文書公開で『「昭和の日」記念事業推進署名簿』を申請しているようです。
葉山町は果たして見せてくれるのでしょうか? (つづく)

by shiritaikai | 2007-10-21 09:14 | 海・海岸  

<< 副町長、鈴木勘之氏の国有地不法... 本会議の日程が、変更になりました!! >>