カテゴリ:海・海岸( 95 )

 

台風18号が教えてくれたものは?

2009年10月8日朝、台風18号の影響はすごいものがありました。
日本の広い範囲でかなりの被害が出たようですが、葉山もNHKのニュースで紹介されるぐらい激しい被害が出ました。
葉山の年配の漁師さんたちに聞いいてみると、何十年振りかもしくは初めてと言っていいぐらいの激しさだったようです。
役場の産業振興課の方たちや消防署の方たちが、一所懸命動いて下さっていました。
そして真名瀬の浜の状況を見渡して、ここにコンクリートの海岸遊歩道が出来ていなくて本当に良かった、と改めて思いました。
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by shiritaikai | 2009-10-12 10:24 | 海・海岸  

今年3月神奈川県水産課発行、葉山の「アマモブック」

今年(平成21年)3月、20年度末の事業として神奈川県環境農政部水産課が発行した「アマモブック」をご存知ですか? 真名瀬の美しい景色や海中の様子がとてもわかりやすく紹介されています。
(ちなみに、この冊子は葉山町役場にはおいてありませんでした)
葉山アマモ協議会は、数年前に鹿島建設葉山水域環境実験場の指導のもとに、葉山町漁協、葉山町立一色小学校、NPO 法人スクーバミュージアム、4者協働で発足され、アマモの試行的な保全活動を行われているそうです。
 町をあげてやっている、と報告されているわりにはこの活動を知らない人が多いのが残念です。環境保全のためにこの葉山でも行う必要性があるのなら、もっともっと多くの人に広めてほしいと思い、私は何度か
鹿島建設の研究所のアマモご担当の方に、一色小学校だけでなく葉山町の一般市民対象に講演会もしくは説明会を開催してほしいとお願いしたこともあるのですが、まだ実現に至ってはいません。
逗子・葉山ダイビングリゾート/CSRへの取り組み/アマモ場再生プロジェクト
鹿島ダイジェスト
里海通信(環境・生態系保全活動支援)(PDF)

鹿島建設葉山水域環境実験場は真名瀬に隣接し、この「アマモブック」の写真も真名瀬を中心に紹介されています。
こにには「真名瀬はとてもおだやかな海」と紹介されています。

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でも、
「平成17年度新規採択希望地区 漁村再生交付金 真名瀬地区 漁村再生計画概要表」に記載されている事業目的のメインは「真名瀬の波の静穏化」です。


事業目的

 真名瀬地区にある真名瀬漁港は、葉山町唯一の漁港で、漁業は藻類養殖業や採貝、採藻業が主体であり、ワカメ養殖の推進や種苗放流事業を継続して進めるなど、つくり育てる漁業への転換を推進している。
また、自然と調和した漁業活動の推進や観光産業と連携した水産振興を進めており、若手後継者も比較的多く、兼業として遊漁案内業にも力を入れており、都市住民との交流の場となっている。

 真名瀬漁港の基本施設は、昭和30年代に整備されたものが大半であり、築造後約40年が経過していることから老朽化が著しく漁業活動に支障を来している。また、外郭施設が不足していることから泊地の静穏度が悪く、荒天時には大型漁船は三崎漁港区域内にある油壺に避難し、他の漁船については船揚場の上方への引き揚げや背後にある町営駐車場まで退避している状況にあり、施設の利用が低位にある。このことから、防波堤の延伸および新設により港内静穏度の向上を図るとともに物揚場の改良を行い、安全かつ効率的な漁業活動を確保し、漁港の利用増進を図る。

 漁港周辺の岩礁には採貝、採藻業の天然漁場が広がっているが、貝類等の磯根資源の減少等により、天然漁場の効用の低下が見られている。このことから、天然漁場に隣接する沖防波堤の整備については藻場形成機能を付加し藻場の創出を図る。また、合わせてサザエ、アワビの種苗放流や堆積物の除去等の取り組みにより、磯根資源の保護育成増大を図る。

真名瀬地区は、日本の渚百選の葉山海岸やかながわ景勝50選の「森戸の夕照」など、風光明媚な海岸景観が広がっており、また、貴重な生物が生息する町指定天然記念物である「芝崎海岸及び周辺水域」は生涯学習の場となっている。漁港背後には、「はやま三ヶ丘山緑地」や「あじさい公園」などのみどりが広がり、また、葉山総鎮守の森戸神社や、各種記念碑などがある。漁港近郊の一色海岸に面した地区には、「神奈川県立近代美術館」「葉山しおさい公園(博物館)」などがあり、歴史、文化の観光名所となっている。このことから、豊かな自然環境と歴史・文化といった葉山の多彩な地域資源を活かし、海とみどりと文化をつなぐ散策路を真名瀬漁港に整備することで、海浜利用を増進し、地域の活性化と都市住民との交流促進を図る。

(以上は「平成17年度新規採択希望地区 漁村再生交付金 真名瀬地区 漁村再生計画概要表」に掲載の{事業目的}より抜粋)

 「海とみどりと文化をつなぐ散策路を真名瀬漁港に整備することで、海浜利用を増進し、地域の活性化と都市住民との交流促進を図る。」ための遊歩道は現在中止になっていますが、町が唯一管理できる「真名瀬」にはまだまだ不透明な、不可解なことがたくさんあるようです。

 国政も民主党が政権をとっていろいろと情報が出てくるようになりましたが、今までの公共事業などの目的は本当にあっていたのか、これからさらに出てくるのでしょうか・・・。
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by shiritaikai | 2009-09-24 11:11 | 海・海岸  

海は売りません!ー山口県・祝島からの声です。

9月10日中国電力が上関原発予定地の埋め立て準備作業開始し、14日には山口県の田名埠頭に中国電力の調査船がに無理やり入ろうとしています。
今までのことを考えると、調査は名ばかりで、結論ありきの調査のような気がします。
海を、島を、大切な宝のような故郷をただ守ろうとして、祝島の女性らを乗せた通称「おばちゃん 部隊」の船やお年寄りたちもたくさん声を張り上げて頑張っています。
「海は売らんぞ!!」「中電帰れ!!」「海は売らんぞ!!」「絶対入れないぞ!!」「絶対通さないぞ!!」一日中、毎日、何百回も、何千回も叫んでいます。
昨日9月14日の模様です。テレビのニュースではほんの少し紹介するだけで、わかりやすく取り上げてくれたところはあったのでしょうか?
原発問題はマスコミではスポンサーありき、なのでタブーなのでしょうか。
9月14日午前・上関原発埋め立て準備作業阻止行動(海上)(YouTube動画)

一人ひとりが声をあげることが大切だと思います。
それぞれができることを、電話1本でもかまいません。
政権が変わった今、結論ありきの調査をまず止めて、改めて地元の声を聞き考え直すよう民主党にはたらきかけるというのはどうでしょうか?
民主党のご意見メールアドレス 
でも時間が無いので、今回自分が投票し、当選した人が民主党の人なら直接その人に電話、メール、ファックスを送りましょう。
とにかく時間がありません。
前倒し天下りのように、中国電力は今まで決められたことをさっさっとやろうとしているように思われます。

以下は祝島の方のメッセージです。

瀬戸内に残された豊かな海が、今、原発のために埋め立てられようとしています。

1982年に山口県の上関町に原発建設計画が持ち上がってから、地元住民は賛否の対立に苦しんできました。
28年たった今でも未だに続いています。
そして原発予定地の対岸わずか3.5kmに浮かぶ祝島では、住民の9割が計画に反対し続けてきました。

原発建設予定地周辺は豊かな漁場であると同時に、小型の鯨のスナメリが群れをなして泳ぎ、天然記念物のカンムリウミスズメの生息が確認されるなど、希少な動植物の宝庫でもあります。

しかし昨年山口県は、原子炉設置許可申請すら出されていない状況にもかかわらず海の埋め立ての許可を出してしまいました。
そして今、中国電力は原発建設予定地の目前に住む祝島の島民に対する説明も対話もないまま、海の埋め立てと原発の建設を強行しようとしています。
私たちは自分たち自身の命や生活を守るために、生活の糧である美しい海や豊かな自然を守るために、中国電力の埋め立ての強行に抗議しています。

祝島島民の会ではホームページblogも開設していますが、多くの島民が阻止行動に参加しているため今は現地の様子をお伝えできません。

これまでの動きを含め、現地の状況は上関原発最新情報RadioActiveUrauraNews等で紹介されていますので、ぜひご覧ください。
山口県や中国電力、上関町に、地元住民を無視した工事の強行に対する抗議や疑問の声を届けてください。
そして、この呼びかけを多くの方々につないでください。
どうかご協力をお願いします
2009/9/10 


山口県
・海の埋め立てに関してはこちら
土木建築部港湾課
TEL:083-933-3810(管理班、港政班)
FAX:083-933-3829
E-mail:a18700@pref.yamaguchi.lg.jp

・スナメリやカンムリウミスズメなどの希少生物についてはこちら
環境生活部自然保護課
自然・野生生物保護班
TEL:083-933-3050
FAX:083-933-3069
E-mail:a15600@pref.yamaguchi.lg.jp

中国電力
TEL:082-241-0211
FAX:082-523-6185
原発関連メールフォーム

上関町
TAL:0820-62-0311
FAX:0820-62-1600
E-mail:k_yakuba@d2.dion.ne.jp
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by shiritaikai | 2009-09-15 10:43 | 海・海岸  

真名瀬漁港再生計画、その後の状況 その4

真名瀬漁港施設整備検討委員会 開催経過とその後の概略

●2008年12月に、葉山町在住者を対象に、「広報はやま」などで委員を公募した。
●第1回 1月8日(木) 傍聴者3名 (うち町議2名)
・諮問内容、委員会の位置づけ・進め方およびスケジュール等の確認
●第2回 1月31日(土) 傍聴者3名 
・委員会運営に関する協議、交付金事業の経緯確認、委員会検討範囲の協議
●第3回 2月14日(土)傍聴者3名(うち町議1名)
・各代替案の説明、最優先整備施設の協議
●第4回 2月28日(土)傍聴者4名
・最優先整備施設の協議(前回決定事項の再確認)、
・答申内容および委員会中間報告内容の協議
●第5回 3月14日(土)傍聴者4名
・葉山町漁業協同組合の要望書説明、答申内容の最終決定
(産業振興課鈴木課長 冒頭30分出席。答申結果をお知らせする)
●3月19日 森町長に第5回委員会議事録と答申を提出
●3月23日 議会において答申に沿って進めると表明
朝日新聞掲載記事 過去の当ブログ

●3月24日 産業振興課鈴木課長に、答申内容についていつ県に相談に行くのかを訊ねたところ、鈴木課長は「まだ答申をもらっていないので何の指示も受けていません。ですから私の中での町長指示はまだ養浜です。答申は早く下さい、と昨日の夕方と今朝もお願いしました。」という発言。

*3月14日の第5回検討委員会鈴木課長出席の折に、環境施設が無くてもこの答申結果で大丈夫かどうか「鈴木課長と検討委員一緒にすぐに県に相談に行きましょう」という話をしていたので「答申はもらってないから『養浜』という答えには驚きました。

●3月24日 17時前 町長室に鈴木課長を呼び、面会中の町議2名の前で森町長は「答申どおりにやってください」と答申を渡し、指示をだす。

●3月25日 検討委員4名で町長室へ。森町長は検討委員の前で鈴木課長を呼び、「答申どおりにやってください」と答申を渡し、指示をだす。

*鈴木課長は前日にも答申を受け取っていたから、これが2回目ということ?

●3月26日 漁業組合事務局橋本氏(検討委員)が県への相談資料として鈴木課長から要望されていた「水道施設資料」を森町長に提出。町長は橋本氏の前で鈴木課長を呼び、「この通りやるように」という指示をだす。
*検討委員会からは県へすぐに相談へ行きましょう、とお願いしていたのですが、森町長も鈴木課長も「県へ相談に行くにも、漁組さんから資料がないと相手にしてもらえませんから・・・」ということでこの資料を待っていました。

●3月26日 検討委員会事務局として、鈴木課長にいつ県へ相談に行くのかを電話にて問い合わせしたところ「担当の崎川さんが移動になってしまうので、予定がつかないのです。今までの担当者である崎川さんに会わないと意味がありませんから。予定を問い合わせているので、もう少し待って下さい。」というお答えでした。何でもうすぐ移動する人に相談しなくてはいけないのか???でした。

●3月27日 
森町町長が、「水道施設は中止」の指示を産業振興課に出したそうです。

*産業振興課の鈴木課長には県へいつ一緒に行くのか、また今後はどうなるのかをお聞きしたくて、私は3月末から4月始めに頻繁に電話をしていました。何度もお話しをしていたのに、この指示を6月5日に漁組の事務局から問合せがあるまで、知りませんでしたというか、知らされませんでした。

真名瀬漁港再生計画、その後の状況 その1

真名瀬漁港再生計画、その後の状況 その2

真名瀬漁港再生計画、その後の状況 その3

答申掲載過去当ブログ
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by shiritaikai | 2009-08-03 13:35 | 海・海岸  

真名瀬漁港再生計画、その後の状況 その3

真名瀬漁港再生計画、その後の状況 その1
http://skhayama.exblog.jp/11451470/

真名瀬漁港再生計画、その後の状況 その2
http://skhayama.exblog.jp/11512237/

平成21年1月8日 第一回真名瀬漁港施設整備検討委員会が、葉山町役場3F 協議会室にて午後7時より9時30分まで行われました。
出席者は森町長を含め19名、欠席者3名(内1名から意見文の提出あり)、傍聴者は町議2名、町民1名でした。
検討委員会はすべてオープンにする、ということで傍聴も可能、録音し議事録も作成するという正式な葉山議会での委員会と同じ部屋で、同じ形式でおこなうというものでした。
にもかかわらず、第1回目から森町長の発言は不思議なものでした。

(議事録から要約を一部抜粋)
●町長: 当委員会は町長の私的諮問機関であり、町として公式な委員会である。コンクリートの遊歩道は中止。それに代わる交付金事業の漁港環境施設のメニューの中から代替案を出すのが当委員会の目的。6月末リミットでH22年度の事業計画を出す。5月連休明けまでに県ヒアリングに提出する方針案を作成。当委員会は4回位あるいはもっと必要かも知れないが、案として纏める。それを担当窓口である産業振興課に下しコンサルを入れて、6月までに法的裏付けを含め最終案を策定することになる。

●複数委員より: スケジュールについては書面で出して欲しい。
⇒これは最後まで実行されなかった。

●複数委員より: 委員会委員として公のものとして担保されるよう、公印(葉山町印)を押した正式な委嘱状を出すべきでは。

●町長: 公印があってもなくても同じであり、問題ない。…そうまで言うのなら書類を作る。
⇒町長印を押した委嘱状が後日送付された。

●複数委員より: 事務局は設けないのか?

●町長: 町長自身が委員会委員長となり事務局を兼ねる。必要な機器、書類は用意できる。議事は録音を録っており書記もお願いしてある。
⇒2回目開催時に全委員一致で委員長は森町長自身でも構わないが、すべてを兼ねるのは無理であるし、煩雑になるので、司会進行役、事務局は別途推薦、自薦で決定することになった

●複数委員より: 町役場の当該部署である産業振興課も入れるべきでは。入れない理由は何か?

●町長: 産業振興課との話合いで入れないことにした。理由は言えない。
⇒最後の第5回の冒頭30分だけ産業振興課鈴木課長が出席。町長命令で出席できなかったと、鈴木課長。森町長はその理由は言えない、と相変わらず曖昧な不思議な答え。産業振興課が検討委員会に出席しなかった(できなかった?)理由はいまだにわからず・・・。

<いまだに理解できないこと>
1.森町長はこの委員会が町長の私的諮問委員会であるという位置付けにこだわられたこと。
2.検討委員会の委員長、司会進行、事務局すべて自分がやる、と言い張られたこと。
3.担当課である産業振興課の出席を理由は言えないと言い張られ、最後の30分以外出席させなかったこと。森町長は「産業振興課と相談して」、鈴木課長は「町長命令で出席できなかった。何故だかわからない」という何だかおかしな状況です。

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by shiritaikai | 2009-07-20 09:30 | 海・海岸  

真名瀬漁港再生計画、その後の状況 その2

*当ブログ『真名瀬漁港再生計画、その後の状況 その1』は下記より
http://skhayama.exblog.jp/11451470/

ここでは、今までの真名瀬遊歩道問題についての経過を簡単に説明します。

●平成17年度
◎「安全で快適な漁業地域の形成」、
◎「自然環境の保全とつくり育てる漁業への転換」、
◎「都市住民との交流促進」を目標に、
国の漁村再生交付金事業が採択され、平成19年度までに防波堤などの施設整備事業が実施されました。
当該事業には、観光客誘致の目的で遊歩道建設(460m)が計画されたのです。
詳細は過去の当ブログ
http://skhayama.exblog.jp/7072381/

●平成19年7月
私たちの提出した「真名瀬漁港再生計画とマリンロード構想を見直してほしい」という陳情をきっかけに住民運動が起こり、計画されていた遊歩道建設について、事業決定までのプロセスの不透明性や自然環境に与える影響が葉山町議会などで問題となりました。

●平成20年1月
葉山町長選では遊歩道建設の是非が争点になり、森新町長が町長就任後に公約どおりに建設中止としました。

●平成20年6月30日
平成20年度事業申請締め切り日に、森町長は、県水産課に20年度の真名瀬漁港交付金事業の事業申請が遅れる旨を報告しました。
(森町長から松沢県知事ではなく、産業振興課 鈴木課長から県の水産課 米山課長 宛ての書状となりました。)

●平成20年7月〜8月
にかけて
葉山町産業振興課の指導の下で、葉山町漁業協同組合が中心となり遊歩道代替施設についての検討委員会が延べ3回開催されましたが、漁組主体というより、産業振興課提案の代替案を提示されたようで案がまとまらなかったようです。漁組の検討委員会のときはオブザーバーとして産業振興課職員は2名立ち会っています。

●平成20年10月中旬
葉山町漁協が船揚場改修等の漁港施設整備を求める陳情、町民有志が交付金事業の見直し、漁港施設全般に関する検討委員会の設置を求める陳情などを相次いで葉山町議会に提出しました。

●平成20年12月
葉山町代替施設を含む漁港施設整備の新たな協議の場として、「真名瀬漁港施設整備検討委員会(以下、当該委員会)」の設置が「広報はやま」などの町の広報で案内され、検討委員が公募されました。

●平成21年1月

漁業者代表も含む一般公募の選出者22名による「真名瀬漁港施設整備検討委員会(以下、当該委員会)」が町長の私的諮問委員会(委員長:森英二町長)として設置されました。

*検討委員会の委員長は、委員会内より選出をしたかったのですが、、森町長は「この検討委員会は町長の私的諮問委員会とします。真名瀬のことは私が一番よく理解しているから、私が委員長になり、リーダーシップをとりまとめていきます。」という確固たる主張により決められました。
また、森町長に担当課の出席要請を何度もお願いしたのですが、これも森町長の「担当課は出席させない」という主張により、なかなか実現しませんでした。
何故産業振興課に出席してもらえないのですか?という問いに森町長は
「理由は言えません。」というお答えを繰り返すばかりでした。
そして委員全員の切なる要望の結果、第5回最終委員会の冒頭30分のみ、産業振興課の鈴木課長には出席していただくことができました。
しかし、漁組の検討委員会のときは毎回オブザーバーとして産業振興課職員は1~2名立ち会っています。
この違いはどこから???

(この後の経過説明は「真名瀬漁港再生計画、その後の状況 その3」に続く)
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by shiritaikai | 2009-07-15 11:01 | 海・海岸  

真名瀬漁港再生計画、その後の状況 その1

5月1日、葉山町・産業振興課&コンサルの方たちと県庁へ行ったことは、以前当ブログに掲載しました。 
5月9日には検討委員有志で答申がきちんと進められることを見守るため、真名瀬漁港施設整備協議会を設立しました。
協議会としては、3月19日に真名瀬漁港施設整備検討委員会から提出した「答申」通りに、すべて進められていると思っていました
 
『葉山町長は3月23日の議会でも、議会に遊歩道計画の代替案、船揚場改修と水道施設の設置などを国に申請する方針を町議会で明らかにした』と3月24日付けの朝日新聞にも掲載されています。
 
しかし、そうではありませんでした。
そのことを知ったのは6月5日です。
漁業組合事務局から電話があり、「産業振興課の方が別件でいらしていたが、今回は水道施設は中止、と言われたのですが、どういうことでしょう?」ということでした。
状況がよくわからなかったので6月9日、森町長と産業振興課に質問状を出しました。

平成21年6月 9日
葉山町長  森 英二様

真名瀬漁港再整備事業に関する質問状

先般の真名瀬漁港施設整備検討委員会の答申結果に基づき、鋭意進めて頂いている真名瀬漁港再整備事業について、委員会総意で示された「水道施設」が、町長のご判断で今回の事業では中止になされた旨を漁業関係者から聞きました。つきましては、中止になされた経緯、理由について、真名瀬漁港施設整備検討委員会旧メンバーで構成される本協議会に文書にて早々に報告して下さるよう、何卒お願い申し上げます。

真名瀬漁港施設整備委員会


そして6月10日にファックスで下記のような回答が送られてきました。
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中止を決めた日にちを見て驚きました。森町長が町長室で産業振興課鈴木課長を呼んで我々委員4人の前で「答申どおりに進めてください」と口頭で指示を出されていた3月25日の二日後だったからです。
森町長は3月14日の第5回真名瀬漁港整備検討委員会の最後に「今後の経過などみなさんにお知らせして進めていきますから、安心してください。」と言われていました。
しかし、森町長や産業振興課の方から変更の連絡はありませんでした。
今後はこの経緯を詳しくお伝えしていきたいと思います。
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by shiritaikai | 2009-07-07 09:10 | 海・海岸  

安全で快適な葉山海水浴場の確保に関する条例(案)に対する意見募集中!!

現在、葉山町で安全で快適な葉山海水浴場の確保に関する条例(案)に対するパブリックコメント(意見募集)が実施されています。
平成21年55月7日(木)から募集され、5月20日が締め切りです。

私がまず改善してほしいと思うのは、このパブリックコメント(意見募集)のあり方です。
意見募集実施前に、「○月○日からパブコメをやりますよ」という事前告知をして、住民への告知を充分行き渡らせてから実施するという条例をまずつくってほしいと思っています。
「役場は最大のサービス業だ」と、いつもおっしゃっておられる森町長の想いを示される良い機会ではないでしょうか。今までと同じではなく、良い前例をどんどんつくっていただきたいと思います。

この夏から海水浴場の期間が11日、短縮されました。町にお金がなく、ライフセーバーへの費用も節約しなくては、ということらしいです。森戸海岸の灯籠流しは突然中止だそうです。

そして海の家の営業は逗子にならって夜9時まで、という案が森町長からは出ているそうです。もし、逗子にならうなら日本で一番海開きが早いのが逗子なのですから、何だか変なバランス具合です。
また、逗子の海の家は大手企業やテレビ局などとタイアップしたりしているところもありますが、葉山の海の家は基本的に地元営業の手作りがほとんどだと思います。この辺が基本的に違います。

海の家のライブ営業は、夜間騒音問題につながるから営業時間をくりあげてほしいという強い意見もあるようです。一部の住民や町議員の方も「海の家は本来、海水浴客のものだから日没後は必要ない」言い切るひともおられます。でも「夏の海や海の家は海水浴客のもの」なのでしょうか??

逗子海岸にある海の家ライブハウス「CLUBEACH HOUSE KANNON」からは「キマグレン」というNHK紅白歌合戦にも出演するような音楽グループも生まれています。良いか悪いかは別として、こういう大衆文化が育まれていくひとつの土台がこういうところにも存在しています。


葉山の夏の夜は昔の方がすごかった、というお年寄りからのお話も聞いたことがあります。
これからの海のあり方を考える良い機会です。
日没後、波の音を聞き、月を見ながら音楽も楽しみたいと思う人は、その想いを伝え、海の家のあり方を真剣に考えてみてください。
是非、20日までに意見を産業振興課まで出しましょう。
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by shiritaikai | 2009-05-17 11:22 | 海・海岸  

5月1日、葉山町・産業振興課&コンサルの方たちと県庁へ

5月1日、産業振興課の方たちと県の水産課へ伺いました。
真名瀬漁村再生計画の責任者とも言える水産課米山課長始め、漁港班の担当の方たち県庁サイドは4名、葉山町は産業振興課の鈴木課長ら3名とコンサル会社「株式会社センク21」のご担当者1名。
真名瀬漁港施設整備検討委員会からは、漁業者を含め6名が同席してお話しを聞かせていただきました。
この日は、産業振興課からの資料をもとに「株式会社センク21」のご担当者が作成した第1次計画変更案(この言い方が正しいかどうかは分かりませんが・・・)を読み上げ、説明がなされました。
「株式会社センク21」の担当の方は、今後現場視察と漁業者とのヒアリングをおこなっていくと言われていました。
県の水産課の方々は、まだ仮ではありますが、代替案をきちんと受け止めアドバイスしてくださったように感じました。
真名瀬海岸の遊歩道に替わる事業案の認可申請のための県とのヒアリングは、5月13日(水)に行われます。
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           人数が多かったためか、隣のビルの会議室で行われました
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by shiritaikai | 2009-05-08 09:34 | 海・海岸  

2年前、誰もが不可能と言った真名瀬浜の遊歩道の代わりは実現する?

森戸神社前、名島と富士山が見える真名瀬の浜は漁港に見えませんが「漁港区域」です。
2年前、その浜に観光優先とした「コンクリートの遊歩道」を作ろうとした葉山町・・・。
現在は3月19日に真名瀬漁港施設整備検討委員会から提出された「答申書」にそって動き始めました。3月27日、森町長から産業振興課へ正式な指示書も出されたようです。
5月13日の県へのヒアリングに向けて、入札したコンサル会社「株式会社センク21」が現在「第1次案」を作成のようです。
4月から開始された町長の活動記録にも掲載されています。

2009年04月09日(木) 県環境農政部水産課長より連絡
真名瀬海岸の遊歩道に替わる事業案の認可申請のための県とのヒアリングの日程が5月13日(水)と決まった、と8日付けの文書が本日届きました。それまでに関係資料の用意をすることとなります。いよいよ真名瀬問題の大詰めを迎えることとなりました。


参考までにここに「真名瀬漁港の施設整備に関する答申書」を掲載いたします。



              平成21年3月19日
葉山町長 森 英二 殿
              真名瀬漁港施設整備検討委員会

真名瀬漁港の施設整備に関する答申書

真名瀬漁港施設整備検討委員会は、平成21年1月8日に葉山町長から受けた真名瀬漁港の施設整備に関する諮問について、このたび最終報告を取りまとめましたので、ここに提出いたします。

目 次
1.はじめに
2.施設整備を考える上で重視すべき点について
3.今求められる施設整備について
4.その他の施設整備および関連事業について
○委員会開催経過概要

1.はじめに
当該委員会は、漁村再生交付金事業実施要領第4の2にある「漁村再生計画を策定するに当たっては、関係機関や施設の予定管理者等と協議調整を図るとともに、漁業者を含めた地域住民、水産業協同組合、水産物の流通業者等により構成される協議会その他これに準ずる組織を設置し、地域関係者の意向を十分に反映するものとする」といった条文に則り、町長の私的諮問委員会として、平成21年1月8日に発足した。
町当局代表である町長、漁業協同組合員、様々な立場の地域住民からなる委員22名より構成され、真名瀬漁港施設整備について協議したものである。委員会では、委員それぞれの立場からの意見を公平に聞き、お互い尊重し合い、以下に示す内容に合意するに至たった。
この答申を深く重んじるとともに、答申内容を十分反映した事業を円滑に進めるよう、町当局を始めとする行政に強く求める。
早期事業化によって、葉山の漁業が再生されることを、委員一同願うものである。


2.施設整備を考える上で重視すべき点について
真名瀬漁港区域を含む葉山の海は、葉山のまちづくりを考える上で、最も重要な資源の一つである。
葉山の海は、複雑な地形や海流などの自然的要因の影響により、様々な種類の生物が存在している。葉山の海の豊かさは、この生物の多様性が源泉となっていることは明らかであり、町の持続的な発展のためには、豊かな海の自然環境を積極的に保全していくことが大切である。
また、真名瀬漁港を含む周辺地域は、“漁港区域”、“海岸区域”、“都市住民と漁業者の居住区域”が組み合わさり、自然的風景と相まって独特の風景を醸し出している。この風景は書籍や番組など色々な機会で広く紹介され、葉山町を代表する景観であり財産といえる。
この豊かな自然環境や景観を求めて、漁港を含む周辺地域は、四季を通じて町内外の人々が訪れる観光スポットとなっている。人々は釣り、海水浴や散策などを通じて海に親しんでおり、漁港を含む周辺地域は人々の娯楽、保養、そして憩いの場となっている。
このようなことから、真名瀬漁港の施設整備を進める上でも、「自然環境」と「景観」の二つの側面に対する最大限の配慮が必要である。そして、葉山町の持続的な発展のためには、それぞれの側面を保全し、お互いのバランスを図るとともに、今以上に良くしていこうという観点が大切である。


3.今求められる施設整備について
当初、本検討委員会は、漁村再生交付金事業要領に準拠し、遊歩道が分類される「漁港環境施設」のメニューの中から、遊歩道代替案を決めるという目的で始まった。しかし、1月28日に葉山町役場で行われた国(水産庁)、県(水産課)および町との会談の場で、水産庁から“平成22年度に行う事業の予算内容の要望については、「環境施設整備」という限られたものに囚われるもことはない”という助言があった、本検討委員会はこの助言を鑑み、「環境施設整備」に囚われずに、“葉山町民にとって真名瀬漁港に求める施設整備”を協議し、決定するという目的に変更した。
協議の中で、“真名瀬・芝崎地区の越波対策のための施設整備”、“漁港区域内へのボート置き場設置”、“身障者などの社会的弱者が海に親しむため施設”といった要望や、何も施設を作らずに事業費を返還するという考えも出された。
しかし、本委員会では、次の点を重視した。
①漁村再生交付金事業計画の根拠となっている「平成15年度 真名瀬漁港区域再整備調査業務委託 報告書」(平成16年3月 葉山町/ 財団法人 漁港漁場漁村技術研究所)に明らかなとおり、計画当初から「老朽化した船揚場改修」が漁業者より強く要望されていること。
②昨年秋に、船揚場改修などの漁港整備に関する陳情書が葉山町漁業協同組合から葉山町議会定例会に提出され、議員と漁業者の懇談会を経て、採択されるなど、漁業者の要望は今も変わらず、また議会の関心も高いこと。
船揚場は、昭和39年の竣工以来局部的改良事業が行われているものの、至る所で亀裂や陥没が認められるなど施設の老朽化が著しく進み、極めて危険な状況になっている。一方、漁港内に共用の水道施設がないために、水揚げの都度場外から水を調達しなければならず、このことが漁業者の過度な負担となっている。このようなことから、漁業者が安全・安心に、過度な負担なく作業を行えるような漁港施設整備が大切である。
葉山の漁業は、日本の他地区の漁業と同じく、従事者の高齢化、産業構造の転換、海の環境の変化などによって、その存続が危ぶまれている。葉山だけに限らないが、沿岸漁業が産業として成立しなければ、日本の水産資源、ひいては日本の漁食文化の継承は成り立たないといえる。漁業者の自助努力も当然であるが、漁業が魅力的な産業になるよう、行政と住民が一体となって支援することが今必要である。
以上を踏まえ、漁業者からの強い要望である「船揚場改修」および「水道施設設置」を、漁村再生交付金事業で最優先に行うべき施設整備として求めるものである。
なお、船揚場改修といった施設整備の際にも、「自然環境」や「景観」に配慮することはいうまでもない。


4.その他の施設整備および関連事業について
当該委員会で協議された今回の漁村再生交付金事業以外の施設整備および関連事業について、以下のとおりに求める。

①漁業者と都市住民の交流の場について
現在、真名瀬漁港には遊漁業を通して一部の漁業者と都市住民が交流する以外、他の漁業者と都市住民が日頃交流する場が無い。このことは、都市住民が目の前にある葉山の海の豊富な水産資源の恩恵に浴することができないばかりか、漁業者の孤立化の一因にもなっており、町全体の良好なコミュニティ形成にとっては由々しきことである。
したがって、漁業者と都市住民が交流する場(水産物販売が可能なスペースが設けられ、日常的に漁業者と都市住民が共に憩える場)の設置を求めるものである。


②越波対策の施設整備について
芝崎地区の海に面した道路は台風などの高潮時に浸水するともに、護岸各所に亀裂が見られるなどの老朽化が進んでいる。したがって、越波対策を目的とした護岸改修や防波堤整備の必要性は高いといえる。
しかし、当該委員会では、越波対策の施設整備について協議した結果、事前事後の効果確認を含めた事業スケジュール面での難しさや事業予算の観点から、漁村再生交付金事業では対象外とした。
ただし、近年の地球温暖化による海水面上昇に起因した高潮被害の問題を考慮すると、芝崎地区住民の不安な気持ちは十分理解できるものであり、できる限り早く施設整備をすることが求められる。
このようなことから、町当局の支援の下で、国、県が進める海岸保全事業などで早急なる施設整備がなされるよう強く望むものである。

③漁港内へのボート置き場について
現在真名瀬漁港区域内には、漁業者以外のボートが不法係留されており、町当局から撤去命令が出ている。当該委員会では、漁港内へのボート置き場設置について、ボート所有者からの要望があり協議した。
この件については、法的問題の解消とともに、一部の所有者への便宜供与といった公平性の問題もある。一方で、プレジャーボート置き場設置を含むボート利用者の漁港利用が、漁業が衰退する中での漁村づくりの新たな取り組みとして検討すべき側面も否めない。
以上の点を鑑み、ボート置き場については、当該漁村再生交付金事業では取り扱わないものの、漁業者、ボート所有者並びに町民による建設的協議の場が、今後町当局主導の下で設けられることを強く望むものである。

以上


真名瀬漁港施設整備検討委員会 委員会開催経過概要

  回数    開催月日   出席者数    主な協議内容
・第1回1月8日(木) 19 諮問内容、委員会の位置づけ・進め方およびスケジュール等の確認
・第2回1月31日(土)18 委員会運営に関する協議、交付金事業の経緯確認、委員会検討範 囲の協議
・第3回2月14日(土)17 各代替案の説明、最優先整備施設の協議
・第4回2月28日(土)18 最優先整備施設の協議(前回決定事項の再確認)、答申内容および委員会中間報告内容の協議
・第5回3月14日(土)19 葉山町漁業協同組合の要望書説明、答申内容の最終決定

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by shiritaikai | 2009-04-26 09:35 | 海・海岸