いま、アジアで起きている不条理なこと・・チベットの平和を願う。

ダライ・ラマ14世にお会いしたのは今から15年前の8月、1993年インドのダラムサラ。約1ヶ月間の予定で初めてインドを旅していた時だった。そのころの私は、インドでのダライ・ラマの背景などほとんど知らなかった。
ダラムサラはインドと言っても、チベット人が多くのんびりとしていて良いところだよ、というインド旅好き知人情報をもらって、少し寄ってみようかなと安易に思っただけである。



しかし思った以上に遠い道のりで、その手段も限られていて、とても安易に行けるところではなかった。ニューデリーから21時頃発の北へ向かう夜行寝台列車に乗り、パタンコットという駅に翌朝7時過ぎに着く。ここはインドでも軍事拠点になっているところらしく、駅の外へ出たとき目にした光景には一瞬ドキッとしてしまった。兵士を乗せた軍用トラックが行きかい、小学生を乗せたスクールバスにも兵士の護衛がついていたのだ。当時この路線地域は列車テロもあり、警戒が他のところよりかなり厳しいということだった。

ここからまた3時間半バスに乗り、Lower Dhramsala へ向った。途中何回かとまった時も兵士が銃を持って車内を見回り、荷物チェックをしに来ていた。日本での平和ボケしていた私の頭は、初めてのインドでこのような状況を目の当たりにして、かなりのカルチャーショックを受けていた、「何と危ないところに足を踏み入れてしまったのか」と。
しかし、実際は何も起きなかったし、周囲の人々はマイペースに動いていて、緊張していたのは私だけだったのかもしれない。

目的地はヒマラヤのふもとに近いところなので、道はかなりデコボコしていてバスは結構揺れ、硬いシートがあたるおしりは痛かった記憶がある。Lower Dhramsalaで降りてまたバスを乗り換えUpper Dhramsalaへ向うこと約30分。このUpperのほうがいわゆる旅行者の行くところで、ダライ・ラマ14世の公邸もここにある。ダラムサラに直接来る国内線の飛行機があるわけではなく、首都デリーからは、とにかくほぼ2日がかり。
インドでは汽車の切符を買うにも、乗って移動するにもとにかく時間がかかるのだ。

着いた翌日は幸運にもダライ・ラマ14世に謁見できる日であった。ダライ・ラマは不在のことも多く、お会いしたくても謁見の日と滞在期間があわないともちろん不可能である。たった5日間の滞在ですぐにお会いできたことはとても運が良い、とホテルの人に言われた。
翌朝首にかけてもらう白い布を準備して公邸に行き、謁見の列に並んだ。外国人を中心に30人ぐらいの列で、中には報道関係者もいたようだった。
ダライ・ラマ14世は一人ひとりと挨拶して、言葉を交わし握手してくださった。
私も首に白い布をかけていただき、「タシデレ(こんにちわ)」と言って握手をしてもらった。がっちりとした身体、優しいけど鋭い目、そして何よりもその大きなすべてを包み込むかのような堅いけど優しい、その大きな手に触れたときの感触、それは今でもはっきりと覚えている。
その後日本にも何度か講演にお見えになり、私もご縁をいただき4回ほど参加してお話しを聞かせてもらった。

ダライ・ラマ14世が常日頃口にされる言葉は「COMPASSION」、―思いやり、慈悲の心―と訳されている。
『人間には、もともと備わっているよき資質があります。愛と慈悲の心がそうです。他者を大切にいつくしみ、やさしく思いやる気持ちのことです。』
『私は人間のもっている知性と、他者へのやさしさと思いやりこそ、最も大切な人間の価値だと思っています。』(「思いやり―compassion―」 ダライ・ラマ14世著 サンマーク出版発行より)

自分には縁がないと思っていたチベット仏教は、日本の仏教の教えと少し違う部分もあるが、日々の暮らしの中で人が本当に大切にしなくてはいけない基本を教えてくれているのではないかと、今は思っている。
だからダライ・ラマが今回の中国内のチベット自治区での暴動を扇動しているとはとても信じがたい。チベット自治区をそっとしておいてもらえない理由に、自治区に眠る豊富なウランなど地下資源問題も関わっていると聞いた。
一日も早くチベットの人々をはじめ、地球で生きるみんなが平穏な心で、早く平和で暮らせることを切に願う。


ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のホームページ、よかったら見てください。

こういうメールもまわってきました。興味ある方、賛同していただける方は是非よろしくお願いします。

I just signed an urgent petition calling on the Chinese government to respect human rights in Tibet and dialogue with the Dalai Lama. This is really important, and I thought you might want to take action:

http://www.avaaz.org/en/tibet_end_the_violence/98.php/?cl_tf_sign=1

After nearly 50 years of Chinese rule, the Tibetans are sending out a global cry for change. Violence is spreading across Tibet and neighbouring regions, and the Chinese regime is right now making a crucial choice between tougher crackdown or dialogue.

President Hu Jintao needs to hear that "Made in China" exports and the upcoming Olympics in Beijing will have the support of the world's people only if he chooses dialogue. But it will take an avalanche of global people power to get his attention. Click below to sign the petition - in just 3 days, the campaign is almost half way to the goal of 1 million signatures!

http://www.avaaz.org/en/tibet_end_the_violence/98.php/?cl_tf_sign=1

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by shiritaikai | 2008-03-27 09:19 | その他  

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