町主催の公聴会 2/16(土)下山口会館にて・・・下山口の開発問題と葉山町の緑地保全

 現在、下山口で葉山町の宅地開発、景観維持および緑地保全に一石を投じる住民運動がなされています。真名瀬の遊歩道問題と同じ、葉山の環境を守りたいと思う、私たちの気持ちは同じです。
ちなみに私は環境団体のメンバーでも、特別な活動家でもないし、議員になりたいわけでもありません。



自分の暮らしている場所、国が本当の意味で美しく、暮らしやすい状態であることを願い、ひとり一人がこの気持ちを持つことが大切だと感じているだけです。
その結果、お金では買えない自然をいちばん大切に考えなくてはいけない、それに手を入れるときは慎重にやらなくてはいけない、それに関する自分なりの考えを表わすことから逃げてはいけない、という自分なりの結論に達しました。
何もしないということは賛同していることと同じ、というある人の言葉を胸に、自分の想いを、無理せず行動に表して生きたいと思います。
マザーテレサの言葉にも「愛するということは、行動すること」とありました。
私はこの言葉を大切に思います。

○2月16日(土)町主催の公聴会 14時〜(下山口会館) 下山口の開発問題と葉山町の緑地保全について                                                 
○2月18日(月)総務建設常任委員会 10時〜(現地踏査有り)


 昨年12月から継続になっていた旧石井・朝吹邸宅地造成に絡む、「近郊緑地保全区域に関する指導内容の見直しに関する陳情書」が話し合われます。現地視察も行われます。是非、傍聴に行きましょう!

住民運動の関係者からのメールがありましたので、ここでご紹介いたします。

 下山口の日経新聞保養所近くの故石井光次郎(元衆議院議長)の邸宅跡地と隣地を含む約3000平米の土地に宅地開発計画があります。計画地内の隣地境界には樹齢100年以上の高木を中心とした緑豊かな樹林帯が残っています。この樹林帯は、周囲の緑と調和した良好な景観を形作っているとともに、周辺住民の憩いの森として親しまれてきました。
 しかし、開発業者は宅地開発にあたり、一部の低木を移植するとしながらも大部分の樹木を伐採する計画を、住民説明会を通じて周辺住民に提示しました。私たち周辺住民は緑地保全のためのグループ(旧石井・朝吹邸宅地造成を考える会)を組織し、樹林帯をなるべく伐採しない開発をするように葉山町都市計画課や開発業者に要望しました。

 葉山町はまちづくり条例等の指導内容を踏まえ、「緑地面積さえ満足すれば、全てを伐採しても植栽することで問題はない」とする見解を出し、開発業者の計画を支持しています。葉山町はまちづくり条例や緑の基本計画の中で、開発にあたっては既存の樹林帯を残す基本姿勢を打ち出していますが、実際の町の対応は正反対であり、住民グループは失望しました。そればかりか、開発業者は交渉のテーブルにすら着こうとしません。
 何とか打開策はないものかと、私たちは、葉山町在住の地質調査会社に勤務するサラリーマンに相談しました。その人は現地視察と公表資料に基づいて、計画通りの宅地開発が行われた場合、地すべりが誘発される可能性を指摘しました。この指摘結果を踏まえ、私たちは、葉山町議会の畑中議員に相談し、宅地開発に際しての町の指導内容を緑地保全と土砂災害防止を踏まえたものに改めるよう昨年12月初旬に葉山町議会に陳情しました(陳情名:近郊緑地保全区域に関する指導内容の見直しに関する陳情書)。

 陳情を審議した総務建設常任委員会は、内容に理解を示し、詳しい審議を次の議会(2月18日の総務建設常任委員会)で継続することを決定しました。
また、宅地開発の許認可を県が行うことから、開発業者が開発申請をした場合、県としても緑地保全と土砂災害防止についての適切な指導を行うよう、県の窓口である横須賀土木事務所に陳情しました(陳情名:葉山町下山口地区の宅地開発に関する陳情書)。

県は陳情に対し、宅地開発担当が開発業者を呼び、適切計画に見直すように指導を行うとともに、地すべり担当が地すべりの有無に関する現地調査を行い、それぞれ2月頭には回答する旨を約束しました。私たちは県土木の速やかな対応に安堵しました。一方で、本来住民に近い町が同様な対応をしてもいいはずなのに、とこれまでの町の姿勢に不信感を募らせました。

 私たちは、以上の陳情活動の他、まちづくり条例に従って開発に対する意見書、再意見書を葉山町に提出し、緑地保全を訴え続けています。私たちは何も全ての樹木を伐採するなとは言っていません。良好な住環境を保つべく、なるべく既存樹木を残した開発計画に見直してほしい、このことを開発業者と一緒に考えようと要望しているのです。しかし、この要望に関する町職員の発言は、条例の不備は認めながらも「住民が他人の緑をあてにすることに問題がある」といった耳を疑いたくなるようなものでした。この発言は、町職員や担当部署の「景観」に対する認識不足とともに、住民本位とはかけ離れた今の町役場の体質を物語るものでした。

 ところで、2月16日(土)には、葉山町主催で本開発についての公聴会が開催されます(時間14:00〜、場所:下山口会館)。この公聴会では、葉山町職員が議長となって議事を進行する中で、開発業者側関係者と私たち住民グループ代表が、開発に関する賛成・反対の意見を陳述することになっています。
ちなみに公聴会はどなたでも傍聴できます。ご興味のある方や私たちに活動にご支援していただける方は、是非ご臨席ください。

 葉山町の一定規模(1000平方メートル以上)の開発には町長の同意書が必要ですが、1月20日の町長選挙で新町長に選出された森英二氏は、町長選期間中に私たちからの質問状への回答で、公聴会での意見内容や今後の議会の審議・決定を重視し、開発の同意の是非を決めるとしています。また、本問題を通じて葉山町としての緑地保全のあり方を見直し、まちづくり条例の改定につなげていきたい旨の考えを示しています。

 このように、下山口の開発問題が、葉山町の緑地保全を方向付ける端緒になることは間違いないと思います。是非葉山町民の皆さんには、下山口の開発問題の今後の動向に注目するとともに、葉山の良好な景観維持につながる私たちの取り組みに暖かい支援の声を下さるようお願いします。

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石井邸(右樹林帯)隣地境界の小径

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by shiritaikai | 2008-02-07 08:55 | その他  

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