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「葉山町議会」って何ですか?

県の責任者にもお聞きしました。
私たちは今年の夏から何十回も、数百時間も葉山町役場で過ごし、議会・委員会も傍聴しました。
そしてその結果感じたことは葉山町議会議員の半分以上の議員の方たちが守屋町長や鈴木副町長と「同じ穴の○○○」ではないかと感じています。何度も丸一日かけて傍聴していない皆さんは、投票したら自分の投票した議員が議会やその裏でどのように振舞っているかわからないと思います。この半年ずっと議会を見続けた私たちは、議員というより、人として、周囲の状況に反応してあんなにコロコロといとも簡単に意見や態度を変えるひとたちが議員をやっているなんて信じられませんでした。

私たちの提出した3,646名の署名のついた『平成17年度新規採択希望地区 漁村再生交付金 真名瀬地区 漁村再生計画」工事内容全般の見直し及び再調査と「マリンロード構想」(平成8年3月に葉山町・神奈川県横須賀県土木事務所・株式会社エコーの三者によって提案)の見直しを求める陳情書』が否定されていく過程を見ていて、この町で何が起きているのかをよく見せてもらいました。そしてこんなひどい状態がいつまでも長く続くはずがない、ということも感じていました。(まさに今、本当に少しずつこの体制はくずれつつありますが・・・。)
しかし、この陳情が否定されたことにより、真名瀬地区に海岸遊歩道が「昭和の散歩道」としてつくられることが決定してしまったのです。何度も言いますが、必要性、安全性、環境への影響が何もクリアになっていないのに!です。
今回のことで本当に誰が町のことを思って議員をやっているのかがよ〜くわかりました。このことがすべてではないかもしれませんが、人の心のあり様は充分に見せてもらいました。
この事業目的の不確かな「漁村再生計画」の作成にも深く関わったと想像できるトップ二人が取り調べられ、ひとりは告発までされているのに、どうして立ち止まれないのでしょうか? 
11月30日に国の水産庁、県の水産課にこの不測の事態ならでは、と思い、工事見直しのお願いの電話をしました。
水産庁には県が認めたものだからと言われました。でも8月から何度も電話している県の水産課課長は「町の議会で通っているから、町が認めたことなので、止められません。」とはっきりおっしゃいました。
私は町役場の産業振興課鈴木課長が「県の承認をもらい、この計画をすすめている」と言ってらしたので、
水産課米山課長に「県の許可を出す担当者、責任者はどなたですか?」とお聞きしたところ
「そういう意味では、責任は私にあるかもしれません」とおっしゃいました。
でも、「議会を通って、みんなが認めたものだから止められません。議員さんがたはみなさんが選挙で選んだ人たちでしょ。」と言われました。
それほど『議会』は重いものなのです。でも、葉山の議会はそれにあてはまるのでしょうか?
是非皆さん傍聴して、ご自分の目で、耳でこの重みを判断してください。

葉山の町がこんな混迷状態なのに 皆さん、この漁村再生計画の中には一点の曇りもない、と言えるのですか?
海に海岸に安易に手を入れて、あとで後悔しませんか? 一度海に手を入れると、やり直しはきかないのですよ。
子供たちに自分のしたことを、自分の仕事をちゃんと誇れますか?
今こそ全町議員が立ち止まり、今までのことを振り返り、今後の葉山をどうするべきか心をひとつにするときではないのでしょうか? 
かつて初心では葉山の町を良くしようと思い、立ち上がり当選した議員の方たちの良心を信じたいです。
人の心をどうか信じさせてください。お願いします。

12月4日から議会が始まります。
役場のホームページの議会のところか、議会事務局に問い合わせると詳細がわかります。
電話 046-876-1111(代)

●現在追加署名を集めている「真名瀬遊歩道整備に関する陳情」は6日の10時から総務建設常任委員会で話し合われます。
どうやって不採択(否定)するのか、その過程を見に是非傍聴に行ってください。
葉山の議会が「閉ざされている」のか「開かれた」議会なのかわかります。ご自分の目で確かめてみてください。

by shiritaikai | 2007-12-02 08:41 | 議会関係  

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