どうか葉山の海を、海岸を守ってください。ご協力よろしくお願いします。

 改めて現時点での疑問点をまとめてみました。

 海と山に囲まれた自然あふれる穏やかな町、葉山。と思っていたら町の内情はとんでもないことになっていました。ここ1〜2年海岸沿いに大きなマンション、老人ホームなどの建設が相次ぎ、昨年秋からは町が管理する唯一の漁港、真名瀬では目的が不明瞭な工事も始まっていました。私は工事をすることにただ闇雲に反対しているのではなく、本当に必要な公共工事を正当な方法で、妥当な金額で、環境に配慮してやってもらいたいと思っているだけです。
 海に・海岸に一度手を入れてしまうとなかなか元には戻れません。漁村も海も、葉山の町の宝として、慎重に時間をかけてみんなで検討していきたいのです。

1. 漁港整備計画事業費3億円が説明のないまま「漁村再生計画」総事業費5億8千万円、約2倍の規模に!

平成17年当初の内容は計画事業費3億円(国費1億5千万、県費7千5百万、町費7千5百万円)の平成17年〜19年にかけての漁港整備計画。しかし、補助金が出るからといって公の説明も無いまま、この計画はいつの間にか「真名瀬地区 漁村再生計画」という名称で総事業費5億8千万円(国費2億9千万、県費1億4千5百万、町費1億4千5百万)、平成17年〜22年にかけての事業に変化してしまった。

2. 事業費のふくらんだ分は、海岸を潰してつくる遊歩道などにかかる金額。

人口約1/4の要望署名はありえない話。
葉山町・町長守屋大光氏は7月28日に、ビーチFM月1回の木村太郎氏によるインタビュー番組で『「昭和の散歩道」は町民の7千人以上が署名して望んだ結果で、その一環として安心で安全に歩ける「海岸の遊歩道」をつくります』と公共の電波で話していた。
葉山町の人口は約32,000人。その約4分の1近くに当たる7千人の署名を集めることは、果たして可能であろうか? 純粋に町民として有効な署名数を公表するよう役場に申請しても答えがでてこない。(だせない?)

3. なぜ急いで全長460メートルのうち、ここに20メートル分だけの遊歩道を年内につくる必要があるのか?

森戸神社の所有者は現町長の守屋大光氏、夕日の景勝地でも知られるその森戸神社敷地内に、50年借地権つきで今年6月末に完成した鹿島建設が建てた5戸のみの億ションでもちろん一般に売りに出されてはいない。一等地に建てられたこのマンションの土地の賃貸料は、約300坪が月わずか11万円という安さ。この億ションは政治家・石原伸晃氏、とんねるずの木梨憲武氏、スターバックスコーヒージャパン代表取締役・角田雄二氏らが購入。鹿島建設会長・梅田貞夫氏らの別荘としても使用される予定。また、森戸神社の宮司である守屋町長も一部屋持っているという噂がある。
この海岸での一連の工事はこのマンション建設と共に始まり、20メートルの遊歩道もこのマンションの前だけとりあえずつくることになっている。すべてはこのマンション保護のためなのか?森戸神社保護のためなのか?

4. 荒天時にいったい、何隻の船が避難しているのか?

大型漁船避難の実態が、葉山町漁業組合にも、役場にも記録されていない。
第一の目的に「真名瀬は港内の静穏度が悪く、荒天時には大型漁船が油壺まで避難している。その為、通常荒天時に他港に避難しなくても良いように整備する」とあるのだが、その避難実績となる数字が漁業組合にも役場にも存在していないし、記録が今まで一切とられていない。

5. 荒天時の避難が避けられないのなら、沖防波堤(波消しブロック)・防波堤延伸20メートルの工事の本来の目的は?

沖防波堤(波消しブロック)・防波堤延伸20メートルの工事を行ったとしても、荒天時の避難は避けられないと一部ではいわれている。では、これら一連の工事の内容は本当に意味があるのだろうか?

6. 10年以上も前に提案された、「マリンロード構想」が海岸工事の教科書になっている不思議

10年以上も前に提案された「マリンロード構想」、新しい町議員が資料として役場に請求しても「古すぎて在庫がないからあげられない」とまで言われるほど化石化している代物だ。
これが葉山の海岸工事の現在までの教科書になっている恐ろしい現実。環境問題、地球温暖化など一切考慮されていない、バブル末期の落とし子のような存在。これが今だに町長・守屋大光氏、町長のいとこである副町長・鈴木勘之氏と共に葉山町では脈々と息づいている。

7. 「マリンロード構想」をあと押しする海岸開発計画「三浦半島ぐるり一周プロムナード構想」を神奈川県は見直すべき

平成12年に県が提案した三浦半島を一周歩きましょう、というとんでもない遊歩道計画。必要ないところも工事しましょう、という今回のような後ろ盾になってしまう可能性大。

8. 環境への影響配慮・調査は充分なされているのか?

葉山町役場は調査会社 (財)漁港魚場漁村研究所が資料を提出しないのを理由に、調査結果を一切公表していない。工事内容の一環で、すでに昨年末に完成した『真名瀬漁港沖防波堤(環境創造型<藻場形成機能付加>)』の影響が海草・水質・海底にないか心配される。    
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by shiritaikai | 2007-09-17 09:57 | 海・海岸  

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