平成8年に町がうちだした『マリンロード構想』

簡単に説明すると日本は島国で海に囲まれているため、国の方針で「高潮対策」として沖に離岸堤、海岸に護岸堤をつくり(これはセットだそうです)、国土と沿岸に住む人を守ろうという工事です。
現在は『堀内海岸(葉山港防波堤とから森戸海岸の海水浴場あたりまでの延長250メートル)海岸高潮対策事業』ということでした。離岸堤、階段護岸、養浜などの工事をする予定で、今は離岸堤の第2期工事に入っているが、予算がないと工事が中断することもあり、なかなか進まないそうです。
そして離岸堤のあとに護岸堤の工事をするので、いつ工事が終わるのかわからない、と横須賀土木事務所の久保田課長は話してくれました。
お話を聞いていて、この「階段護岸」イコール海岸遊歩道ということを理解しました。(詳細は前項目にもある神奈川県県土整備部砂防海岸課・なぎさづくり班をご覧下さい)

そしてこの「高潮対策」につながっている「階段護岸」は、葉山町の河岸線約5キロを結ぶ『葉山マリン・ロード構想』の一部として海岸を整備するプランだったのです。この時初めて、平成8年に町が打ちだした『葉山マリン・ロード構想』のことを知りました。この護岸工事には自然に近いものや、コンクリートのものまでいくつかの方法があるそうです。「葉山の場合はどうなのですか?」と久保田課長にお聞きしたところ「現時点では町の要望で、コンクリートの階段護岸にする予定です。」というお答えで、「離岸堤もまだ終わっていないし、護岸工事はまだ先の話しでいつかわからない」ということでした。しかし、近い将来やることだけは確かなのだから、平成8年に出されたプランのまま工事がなされてしまうのかとても不安になり、自然に沿った工事方法を町のみんなで考え、決めることは出来ないものかと感じました。
そしてこの現状を葉山町のみんなが知る必要があるのではないかと思い、説明をしに来てほしいとお願いしました。

ところで、『葉山マリン・ロード構想』のプランはもちろん葉山町単独でうちだされるほど簡単な計画ではなく、役場に行くと『葉山海岸整備計画懇談会資料 葉山マリン・ロード構想の実現に向けて』という何百ページに及ぶ分厚い資料を企画調整課(葉山にはなぜか広報課というのが存在していなくて、これが広報課にあたるそうです)で閲覧することができます。「平成8年3月27日 神奈川県横須賀土木事務所・葉山町・株式会社エコー」の三者連名で出されています。そしてこれが今のすべての海岸工事のベースになっているのではないかと思われます。これはとても・とても重要な計画なのでみなさんも『葉山マリン・ロード構想』の存在を覚えておいてください。そして時間をつくり、どうか役場へ閲覧に行ってください。誰でも申請すれば見せてもらえます。
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by shiritaikai | 2007-07-07 23:05 | 海・海岸  

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