真名瀬漁港再生計画、その後の状況 その1
5月9日には検討委員有志で答申がきちんと進められることを見守るため、真名瀬漁港施設整備協議会を設立しました。
協議会としては、3月19日に真名瀬漁港施設整備検討委員会から提出した「答申」通りに、すべて進められていると思っていました
『葉山町長は3月23日の議会でも、議会に遊歩道計画の代替案、船揚場改修と水道施設の設置などを国に申請する方針を町議会で明らかにした』と3月24日付けの朝日新聞にも掲載されています。
しかし、そうではありませんでした。
そのことを知ったのは6月5日です。
漁業組合事務局から電話があり、「産業振興課の方が別件でいらしていたが、今回は水道施設は中止、と言われたのですが、どういうことでしょう?」ということでした。
状況がよくわからなかったので6月9日、森町長と産業振興課に質問状を出しました。
平成21年6月 9日
葉山町長 森 英二様
真名瀬漁港再整備事業に関する質問状
先般の真名瀬漁港施設整備検討委員会の答申結果に基づき、鋭意進めて頂いている真名瀬漁港再整備事業について、委員会総意で示された「水道施設」が、町長のご判断で今回の事業では中止になされた旨を漁業関係者から聞きました。つきましては、中止になされた経緯、理由について、真名瀬漁港施設整備検討委員会旧メンバーで構成される本協議会に文書にて早々に報告して下さるよう、何卒お願い申し上げます。
真名瀬漁港施設整備委員会
そして6月10日にファックスで下記のような回答が送られてきました。
中止を決めた日にちを見て驚きました。森町長が町長室で産業振興課鈴木課長を呼んで我々委員4人の前で「答申どおりに進めてください」と口頭で指示を出されていた3月25日の二日後だったからです。
森町長は3月14日の第5回真名瀬漁港整備検討委員会の最後に「今後の経過などみなさんにお知らせして進めていきますから、安心してください。」と言われていました。
しかし、森町長や産業振興課の方から変更の連絡はありませんでした。
今後はこの経緯を詳しくお伝えしていきたいと思います。
by shiritaikai | 2009-07-07 09:10 | 海・海岸